フルクラム スピード55C クリンチャーホイールチューブレス化&GP5000TLのこともチョロッと
どうもモヒカンです。
さてさて本日のメインテーマは
フルクラム スピード55C チューブレス化
ですが実際は
フルクラム スピード55C+コンチネンタル GP5000TL(チューブレス)=?
というわけですよ。
そうですチューブレス非対応ホイールにチューブレスタイヤをぶち込みます。
手書きで申し訳ないのですが
チューブレス対応とそうでないリムの違いについて説明させていただきます。
下の絵をご覧ください
リム1が通常のクリンチャーのリムです
対してリム2はチューブレス対応のリムです(当然クリンチャーとして運用可能です。)
リム2にはビートが乗っかる部分とセンターにビートの落ちる窪みが有ります。
全てのチューブレス対応リムはこうなっています。
(ビートフックレスホイールも同じです)
これはリム外周からスポークホールが見えていてもリムテープを貼るので
変わりません
本題に戻ります。
私の私物のフルクラム スピード55Cなんですが
メーカーはチューブレス非対応としています
55Cのリム断面はリム2のようになっていてチューブレスできそうな形をしています。
まあホイール購入当初はコンチネンタルが新型のフラッグシップクリンチャータイヤ
を発表するなんて到底考えてもいませんでしたのでGP4000S2をクリンチャーとして
使っていたのですが
GP5000が発表されさらにチューブレス版が登場
これはもうやるしかないなと思いました。
フルクラム カンパニョーロのカーボンホイールのリムの中の形は全て同じで(初期レーゼロカーボンを除く)チューブレス化ができそうな形になっています。
私がチューブレス化をする前にレーゼロカーボン(18年度版)に
IRCの以前私がイーストンのホイールにつけていたタイヤをつけて運用していらした方がいてチューブレス化は恐らく可能であると思っていました。
この時のタイヤがまだあったのでこのタイヤでまずは実験してみました
まずはチューブレス用のバルブを取り付けるのですがチューブレス対応ホイールではないためバルブホールが大きめで空気が漏れてしまうため画像では数枚ビニールテープを重ねそのうえからバルブを突き刺して固定しています。
それからタイヤを取り付け
エアータンクに空気を貯めます。
ジャイアント製のコントロールタンクというエアタンクに空気を充填し
ホイールにセットします。
後は左のレバーを回せば一気に空気がタイヤ内部に充填され
パキパキと音を鳴らしながらビートが上がっていきます。
出来ました。
この作業後12時間放置しましたが目立った空気漏れは起こらなかったので
このホイールはチューブレス化が一応できることがわかりました。
IRCのタイヤでできるならコンチネンタルのタイヤでも出来るだろうと思いました
ここまで来るともう引き下がるのは嫌なので
買って来ました。
チューブレスタイヤ&その他諸々
新型コンチネンタルGP5000TL(チューブレス)
STANS チューブレス用リムテープ 幅21mm
STANS チューブレス用シーラント 16オンス(473ml)
他はチューブレス用バルブが必要です
これでスピード55Cにしっかりチューブレスタイヤを取り付けることができるようにしていきます。
まずはリムの中を綺麗に拭き取り
リムテープを貼っていきます
リムテープは21mmの物を使いました
スピードシリーズはワイドリムでリム内幅が17mm有るので
19mmくらいが最適だろうと思い店に行ったのですが
21mmしかなく まぁなんとかなるだろうと思い購入
これがなんとリムの底までしっかり貼るとちょうどリムの内側のビートフックにかからないでリムの底が全てリムテープで覆われました。
C17のリムに貼る時は21mmもリムテープの方がいいのと思いました。
リムテープの巻き方ですが
まず大体バルブホールの6cm手前あたりから巻き始めるといいでしょう。
リムテープがちぎれないくらいの力で引っ張りながら貼っていきます
この時バルブホールの位置に小さめに十時の切込みを入れバルブが通るようにします。
リムテープは貼れましたがこのままではまだしっかり張り付いていないので
クリンチャータイヤとチューブを取り付けタイヤの限界の空気圧まで空気を充填し
リムテープをリムに押し付けてしっかり張り付くようにします。5分くらい放置すると
しっかり張り付くのでクリンチャータイヤとチューブを外します。
それが終わるとチューブレス用バルブを取り付けます。
このバルブですがこれもジャイアント製です。
このバルブよく見ると根元のゴムがビートの邪魔にならないようにうまく切ってあります。
余談ですがジャイアントのチューブレス関係の製品は安くいいものばかりでおすすめです。
それからタイヤ本体を取り付け
片側のビートを取り付け
もう反対側のビートをある程度取り付けたとき
このタイヤの内側に少し少ない目にシーラント40g(お守りって感じです)を入れました。
(コンチネンタルはシーラントは要らないと言っていますがパンクした際のことや
空気漏れがあったときのことを考えると入れておいた方が精神的に気が楽です。)
それから反対側のビートを完全に取り付け
空気を入れます。この時は新品のタイヤだったのでフロアポンプで楽にビートが上がりました。
そうすればタイヤの取り付け完了です。
#このチューブレス化は自己責任の元で行なっております。
読者様が万一同じ事をされ事故等起こされましても当方は責任を負いませんので
ご注意下さい。
尚チューブレス化の質問などございましたらコメントよりお願いいたします。
GP5000TLのインプレッションは後日詳しく書かせてもらいます。
ではまた