フルクラム レーシングスピード インプレッション
さてさて、レーシングスピードを買ってから、レースを含め300knほど乗ったでしょうか?素人のポンコツインプレですが、参考になれば幸いです。
まず、僕はこれまでに
・メリダ エアロ30(純正ホイール)
・カンパニョーロ シロッコ35
・シマノ WH9000 C35 アルミリム
と、3種類のホイールを履いてきました。エアロ30とシロッコは、ひと度速度にのれば性能にそう大差はありません。慣性でずっと回ってんな~って感じです。シロッコはハブがよく、そのために速度が落ちにくいといった印象を受けました。
C35は色々あって破格で譲ってもらったホイールです。これは巡行も登りもサクサクこなせる優秀ホイール君でした。ただ、メッチャすげえ!!という程でもなく、全体的にレベルが高いな。という印象でしたね。
そしていよいよレーシングスピードです。初乗りの感想は
「硬っっった!!!!」
これに尽きます。ほんとに硬いんです。ガシガシ進んで気持ちが良いんですが、その分が全部脚に返ってきます。XLRでは更に剛性が高いらしく、しゃしゃってXLR買わなくてよかったなぁと安心です。
しかし、200kmほど乗ると段々その硬さにも慣れてきました。気が付けば巡行速度はC35よりも+3~4km/hあがり、登りはサクサク、スプリントでは60km/hを必ず出せる程になりました。さすがディープリムです。
また、コーナリングがめちゃくちゃスムーズなのも魅力です。これはチューブラーによるものかもしれませんが、とにかくスムーズで「あそこを走りたい!」と、狙ったラインをかなり高速で突っ込んでも余裕で曲がってしまいます。リアクト400の横剛性の不足を補うようで、とても扱いやすいバイクになりました。
続いてレースです。2時間を2人で交代しながら走るエンデューロで、結果から言うと、いきなり3位に入賞できました。もちろん相方の頑張りもあるんですが、ここでもレーシングスピードの良さが出ました。やはりコーナリングのスムーズさと、立ち上がりでの加速、反応です。踏めば踏んだだけ進むホイールだと、改めて実感できるレースでした。
長々と書きましたが、性能も見た目もすごく良いホイールです。これはオススメできます。大満足のホイール交換となりました。